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痔のはなし(2)
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 肛門に発生する病気の総称を「痔」といい、その数は20種類以上あります。その中でも「痔の3大疾患」といわれるのが、肛門を閉じるクッション部分が大きくなる「痔核」、硬い便を無理に押し出そうとして肛門が傷つく「裂肛」、便の中の細菌が肛門にあるくぼみから浸入して感染を起こす「痔ろう」です。

まずは最も多い「痔核」についておはなししましょう。

1.痔核

 痔核には、歯状線よりも上の粘膜部分にできる内痔核と、下の皮膚の部分にできる外痔核があります。普通、痔核というと内痔核をさします。

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■ 内痔核は、感覚の神経が通ってない直腸側にできますから、痛みはありません。本人も痔を患っているという意識はありません。しかし、内痔核があると、排便時に突然出血することがあります。クッション部分には、毛細血管が張り巡らされているうえ、直腸粘膜はやわらかいので、便で粘膜がこすられると、傷ついてしまうからです。出血の程度はさまざまで、内痔核が大きくなるほど、出血量が多くなる傾向があります。

■外痔核ができると、痛みをともないますが、特に問題になるのは、突然、肛門周囲がはれて、激しい痛みに襲われる「血栓性外痔核」や「かんとん痔核」が起こったときです。 

 血栓性外痔核は、肛門周囲の血管にあずき大の血栓(血のかたまり)ができ、いぼのような硬いしこりになったものです。皮膚が破れて出血することもあります。それまで痔の気のまったくなかった人でも、「便秘で強くいきむ」とか、「長時間同じ姿勢を続ける」「冷える」などして、肛門に負担がかかったときに突然発症します。 一方、かんとん痔核は、内外痔核に血栓がいくつもでき、脱肛したまま、腫れてもどらなくなったものです。

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