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憩室とは『憩いの部屋』という字を書きますが、いわゆる腸に出来たポケット状のくぼみのことをいいます。腸の中は便や水分、ガスなどが充満していますが、腸内圧が高まったり、腸管の壁が部分的に弱くなると、外側にふくらんで袋状に飛び出します。これが憩室です。憩室はもともとあるものではありませんが、憩室そのものは、病気ではありません。また、放置しておいても癌化したりするものでもありません。
大腸内視鏡検査で診断が可能です。
憩室があっても炎症をおこしていなければ通常は症状がありません。憩室症は大腸の検査で偶然に発見されることが少なくありませんが憩室炎を合併した場合は…… 1. 便秘・下痢またはこれらが交互にくる 2. 下血 3. 腹痛・腹部膨満感・不快感・圧迫感 4. 重苦しい・吐き気・嘔吐 5. 発熱・排尿障害 などの症状が生じることがあります。 炎症が軽い時は、腹部か軽く周期的に痛み、下痢や便秘をします。炎症が進むと腹痛に加えて発熱や血便がでるようになります。さらに炎症がひどくなると、憩室に穴があき腹膜炎をおこすこともあります。
腹膜炎など重症化した場合は手術が必要になる場合もありますが、軽症の憩室炎は腸内の安静を保ち(流動食など)抗生物質を内服にすることで数日で治ります。
日常生活では以下のことを心がけてください。 1. 規則正しい食生活で便通を整える。 2. 食物繊維の多い食事を心がけ、肉食や脂肪食の取りすぎ、冷たすぎるもの、熱過ぎるものを避ける。 3. 腸に刺激の強いアルコール飲料やカフェイン、香辛料の取りすぎ、喫煙を避ける。 4. 過労や精神的緊張を避ける。 5. 適度の運動で肥満にならないように心がける。 |
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